尿酸値が高いと言われたら。痛風を起こす前に見直したいこと
こんにちは、あっぷるぐみの白衣ゆいです。健診で「尿酸値が高い」と言われても、痛みがなければ後回しにしてしまう方は少なくありません。
尿酸値が高い状態が続くと、痛風発作だけでなく、腎臓や生活習慣病との関係も考える必要があります。すぐに薬が必要とは限りませんが、放置してよいサインでもありません。
この記事では、尿酸値が高いと言われたときに見直したい食事、飲酒、水分、受診前の確認ポイントをまとめます。

結論
尿酸値が高いと言われたら、まず健診結果、過去の尿酸値、痛風発作の有無、腎機能、飲酒量、体重変化を確認し、内科やかかりつけ医へ相談しましょう。
足の親指の付け根などが急に赤く腫れて強く痛む、発熱を伴う、腎機能低下を指摘されている、尿路結石を繰り返す場合は早めの相談が必要です。
1. 痛みがなくても「高いまま」を放置しない
尿酸値が高くても、最初は症状がないことがあります。そのため、「痛風になっていないから大丈夫」と思いやすい項目です。
ただし、高尿酸血症は体質、飲酒、食事、肥満、腎機能、薬の影響などが関係します。ほかの健診項目と一緒に見て、生活習慣病の流れとして整理することが大切です。

2. ビールだけでなく、飲酒量全体を見ます
尿酸値というと「ビールをやめればよい」と考える方が多いですが、アルコールは種類だけでなく量と頻度も重要です。
プリン体の多い食品だけを気にして、飲酒量、体重増加、甘い飲み物、夜食、運動不足を見落とすと、改善の方向がずれます。
3. 受診前にまとめたいこと
尿酸値で確認したいこと
- 今回と過去の尿酸値
- 足の痛みや腫れの経験
- 腎機能、尿検査、血圧、血糖、脂質
- 飲酒量、甘い飲み物、体重変化
- 利尿薬など服用中の薬
薬の種類によっては尿酸値に影響することがあります。自己判断で薬を中止せず、飲んでいる薬をそのまま医師や薬剤師に伝えてください。
4. 食事は「禁止リスト」より全体の調整を
尿酸値が高いと、プリン体の多い食品をすべて避けなければいけないように感じるかもしれません。
でも実際には、体重管理、飲酒量、水分、食事全体のバランスも大切です。極端な食事制限は続きにくく、体調を崩す原因にもなります。
| 項目 | 見直し方 | 注意点 |
|---|---|---|
| 飲酒 | 量と頻度を記録する | 種類だけでなく総量を見る |
| 水分 | 脱水を避ける | 心臓病や腎臓病がある人は主治医に確認 |
| 体重 | 急激ではなく少しずつ整える | 極端な糖質制限は自己判断で進めない |
今日からできること
- 尿酸値と腎機能の数値を確認する
- 飲酒量を1週間だけ記録する
- 痛風発作らしい痛みが過去になかったか思い出す
- 水分不足になりやすい生活か見直す
- 内科やかかりつけ医へ相談する日を決める
尿酸値は、痛みが出てから初めて向き合うより、健診で見つかった段階で整理するほうが動きやすいです。白衣ゆいとしては、痛風発作を起こす前の相談を大切にしてほしいです。
担当メンバー
白衣 ゆい。主任看護師・内科病棟担当。検査結果を生活に戻せる形へ整理し、受診前の不安をほどきます。
参考資料
- 日本痛風・尿酸核酸学会: 高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン https://www.tukaku.jp/
- 日本医師会: 健康診断を受けましょう https://www.med.or.jp/forest/check/
- 厚生労働省 e-ヘルスネット: 生活習慣病予防 https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/metabolic
医療安全上の注意
この記事は一般向けの健康コラムです。尿酸値の評価、薬の必要性、食事や飲水の指示は、腎機能、痛風発作歴、尿路結石、服薬状況、持病によって変わります。足の強い痛みや腫れ、発熱、腎機能低下、尿路結石症状がある場合は、自己判断で様子を見ず医療機関へ相談してください。
