HEART RATE
60
SYSTEM INITIALIZING...
HEALTH COLUMN

健康コラム

2026.06.10

高齢者の転倒を家で防ぐには。介護者が見たい環境チェックと相談先

高齢者の転倒を家で防ぐには。介護者が見たい環境チェックと相談先 キャラクター入りアイキャッチ画像

家の中でつまずく、立ち上がりが不安定、最近外出が減った。転倒は一度起こると、骨折や活動量低下につながることがあります。家族だけで見守るより、環境と体の変化を分けて確認することが大切です。

この記事では

  • 家で見直したい転倒リスク
  • 体の変化を記録する方法
  • 地域で相談できる先

が分かりますよ。

結論

転倒予防は、本人の注意だけに頼らず、床、照明、靴、薬、筋力、視力、夜間トイレをセットで見ます。繰り返す転倒や骨折歴がある場合は、医療や介護の専門職へ相談しましょう。

なぜこのテーマが大切なのか

高齢者では、膝や腰の痛み、筋力低下、薬、視力、認知機能、住環境が重なって転倒しやすくなります。転倒後に外出を控えると、さらに筋力や活動量が落ちることがあります。

基本の考え方

家の中の危ない場所を見る

段差、敷物、コード、暗い廊下、浴室やトイレを確認します。

現場や暮らしでは、本人を責めるより、つまずきやすい場所を減らす方が実行しやすいです。

注意点は、自己判断で決めつけず、必要に応じて専門職へ相談することです。

体の変化を記録する

ふらつき、膝痛、足の上がりにくさ、夜間トイレの回数を見ます。

現場や暮らしでは、薬が変わった後にふらつきが増えた場合は、医療者へ相談しましょう。

注意点は、自己判断で決めつけず、必要に応じて専門職へ相談することです。

専門職につなげる

地域包括支援センター、かかりつけ医、ケアマネジャーに相談できます。

現場や暮らしでは、福祉用具や住宅改修は、制度を使える場合があります。

注意点は、自己判断で決めつけず、必要に応じて専門職へ相談することです。

家の環境を説明するオリジナル挿絵

具体的な手順

  1. いつから変化があるかを書きます。
  2. 何が一番困っているかを一文にします。
  3. 数字、症状、生活背景を分けて整理します。
  4. 受診や相談で確認したいことを3つまでに絞ります。
  5. 悪化サインがある場合は、予定日まで待たずに相談します。

転倒予防チェック

  • 敷物やコードを片づける
  • 夜間の足元灯を確認する
  • 靴やスリッパを見直す
  • 薬の変更後のふらつきを記録する
  • 地域包括支援センターへ相談する

よくある失敗例

本人に気をつけてと言うだけで終わる

注意だけでは、暗さ、段差、薬の影響、筋力低下は変わりません。家族ができるのは、転びにくい環境と相談の入口を作ることです。

実践例

「夜中にトイレへ行く途中で2回つまずいた」「新しい薬の後からふらつく」のように、場面と時期をメモして相談すると、対策を考えやすくなります。

場面 伝わりにくい言い方 伝わりやすい言い方
声かけ 気をつけてね 廊下に足元灯を置きます
記録 よく転びます 夜間トイレの途中で2回です
相談 家族で見ます 地域包括支援センターに相談します
相談先を説明するオリジナル挿絵

今日からできる行動

  • 転んだ場所をメモする
  • 足元灯を確認する
  • 薬変更とふらつきを記録する
  • 繰り返す場合は専門職へ相談する

まとめ

  • まずは症状、数字、生活背景を分けて整理する
  • 一つの原因に決めつけず、経過と変化を見る
  • 記録は短くてもよいので、日付と場面を残す
  • 危険サインがあるときは早めに相談する
  • 治療や薬の変更は自己判断で行わない

参考情報

  • 国立長寿医療研究センター: 転倒骨折予防ドック https://www.ncgg.go.jp/hospital/dock/tentoKossetsu.html
  • 国立長寿医療研究センター: ICOPEハンドブック https://www.ncgg.go.jp/hospital/news/documents/WHO_Handbook.pdf

医療安全上の注意

頭を打った、強い痛みがある、立てない、意識がぼんやりする、血液をサラサラにする薬を飲んでいる場合は、転倒後に自己判断せず医療機関へ相談してください。

PAGE TOP