認知症かもと思ったら。家族が責めずに記録したい生活の変化
「認知症かも」と感じるもの忘れ、同じ話の繰り返し、約束忘れ。家族が違和感に気づいても、本人にどう伝えるか、どこへ相談するかで悩むことがあります。まずは責めずに、生活の変化を短く記録することから始めましょう。
この記事では
- 家族が記録したい変化
- 本人を傷つけにくい声かけ
- 地域の相談先
が分かりますよ。
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結論
認知症が心配なときは、本人を責めるより、生活の変化を具体的に記録し、地域包括支援センターや医療機関へ相談することが大切です。早い段階の相談が、本人と家族の選択肢を広げます。
認知症かもと思ったときに大切な理由
厚生労働省は、認知症が気になる症状に気づいたとき、一人で悩まず相談することを案内しています。地域包括支援センターは、医療や介護サービスにつなぐ入口になります。
基本の考え方
変化は具体的に書く
何を忘れたか、いつからか、生活にどんな支障が出たかを残します。
現場や暮らしでは、性格の問題と決めつけず、以前との違いを見ます。
注意点は、自己判断で決めつけず、必要に応じて専門職へ相談することです。
本人の気持ちを守る
いきなり病名を決めつけると、本人が不安や反発を感じることがあります。
現場や暮らしでは、困りごとを一緒に減らす話し方にすると相談しやすくなります。
注意点は、自己判断で決めつけず、必要に応じて専門職へ相談することです。
相談先を使う
地域包括支援センター、かかりつけ医、認知症疾患医療センターなどがあります。
現場や暮らしでは、介護者が限界になる前に、早めに相談しましょう。
注意点は、自己判断で決めつけず、必要に応じて専門職へ相談することです。

具体的な手順
- いつから変化があるかを書きます。
- 何が一番困っているかを一文にします。
- 数字、症状、生活背景を分けて整理します。
- 受診や相談で確認したいことを3つまでに絞ります。
- 悪化サインがある場合は、予定日まで待たずに相談します。
家族の記録メモ
- いつから変化があるか
- 同じ話や忘れ物の頻度
- 金銭管理や服薬の困りごと
- 怒りっぽさや不安の変化
- 家族が困っている場面
よくある失敗例
本人を問い詰めてしまう
忘れたことを責めると、本人の不安や防衛反応が強くなることがあります。証拠探しではなく、困りごとを減らすための記録として残しましょう。
実践例
「先月から薬の飲み忘れが週3回あります。買い物で同じ物を重ねて買うことが増えました。本人は困っていないと言います」のように、場面を具体的に伝えます。
| 場面 | 伝わりにくい言い方 | 伝わりやすい言い方 |
|---|---|---|
| 声かけ | また忘れたの | 一緒に確認できる形にしよう |
| 記録 | 最近おかしい | 薬の飲み忘れが週3回あります |
| 相談 | まだ大丈夫です | 地域包括支援センターに相談します |

認知症かもと思ったときに相談を急ぐ目安
急な混乱、転倒や頭を打った後の変化、発熱や食事・水分が取れない状態、薬の飲み間違いが続くときは、早めに医療機関へ相談してください。いつもと違う変化が短期間で強く出た場合は、認知症だけでなく体調不良や薬の影響が関係していることもあります。
- 数日で急に会話がかみ合わなくなった
- 火の消し忘れや外出時の迷子など、安全面の不安が増えた
- 服薬、食事、水分摂取を家族だけで見守るのが難しい
迷ったときは、かかりつけ医や地域包括支援センターに「いつから、何が、どのくらい増えたか」を伝えると相談が進みやすくなります。
今日からできる行動
- 困りごとを日付つきで書く
- 本人の前で責める言い方を避ける
- かかりつけ医に相談する
- 地域包括支援センターを調べる
まとめ
- まずは症状、数字、生活背景を分けて整理する
- 一つの原因に決めつけず、経過と変化を見る
- 記録は短くてもよいので、日付と場面を残す
- 危険サインがあるときは早めに相談する
- 治療や薬の変更は自己判断で行わない
参考情報
- 厚生労働省: 認知症に関する相談先 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000076236_00003.html
- 厚生労働省: 認知症施策 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/ninchi/index.html
- 厚生労働省: 認知症の人と接するときの心がまえ https://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/dementia/a04.html
医療安全上の注意
急な混乱、意識の変化、転倒、発熱、脱水、薬の飲み間違いがある場合は、認知症だけと決めつけず医療機関へ相談してください。介護者の疲労が強い場合も支援につなげましょう。
