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HEALTH COLUMN

健康コラム

2026.05.30

看護学生と新人看護師の『怖い』を軽くする。学び続けるための保健室の使い方

金之千夜丸です。こんにちは、提携VTuberとしてあっぷるぐみに参加している、現役看護師VTuberの金之千夜丸です。看護学生さんや新人看護師さんが、緊張や不安で言葉が出なくなるつらさを、現場でもたくさん見てきました。

今回の結論は、看護の学びは、ひとりで耐えるものではなく、安心して立ち寄れる場所を持ちながら続けるものということです。

私の「やさしい看護学校、本日開校!」という動画では、看護学生さんや新人看護師さんが、現場で使える言葉、やさしい医療知識、疲れたときの居場所を得られるチャンネルとして紹介しました。この記事では、その内容を健康コラムとして整理します。

実習や新人期の「怖い」は、準備不足だけが原因ではありません

実習や新人期には、報告、相談、患者さんとの会話、先輩への声かけなど、同時にたくさんのことを求められます。

頭ではわかっていても、現場に立つと緊張で真っ白になることがあります。これは、本人の努力不足と決めつけられるものではありません。慣れない環境で、患者さんの安全にも気を配りながら動こうとしているからこそ、不安が強くなることがあります。

だからこそ、知識だけでなく、安心して戻れる学びの場所が必要です。

現場で使える言葉を持つと、不安は少し減ります

動画では、現場でそのまま使える報告や相談の言葉を学べることが紹介されていました。

看護学生さんや新人看護師さんにとって、言い方の型は大切です。「何をどう言えばいいかわからない」状態だと、必要な報告まで遅れやすくなります。

たとえば、「結論から伝える」「所要時間を先に言う」「相談したいことを一つにしぼる」などの型を持っておくと、緊張していても動きやすくなります。

医療知識は、やさしく更新していい

医療の勉強は、専門用語が多く、わからない言葉に出会うたびに自信をなくしやすいものです。

でも、最初から完璧に理解する必要はありません。むずかしい内容を、やさしい言葉で何度も学び直すことは、患者さんに説明する力にもつながります。

「こんな初歩的なことを聞いていいのかな」と感じる前に、信頼できる教材や先輩、教員に戻って確認する。その積み重ねが、現場での安心につながります。

疲れたときに立ち寄れる「保健室」を持つ

動画では、疲れたときにふらっと立ち寄れる「みんなの保健室」という表現がありました。

看護の学びでは、技術や知識だけでなく、気持ちを整える場所も必要です。実習で失敗した日、報告がうまくいかなかった日、患者さんとの関わりで悩んだ日。そんなときに、ひとりで抱え込むと、心の疲れが積み重なります。

友人、教員、先輩、学校の相談窓口、信頼できるオンラインの学び場など、自分が戻れる場所を複数持っておくことが大切です。

つらさが続くときは、早めに相談してください

眠れない、食欲が落ちる、涙が出る、実習のことを考えるだけで動悸がする、学校や職場に行くのが極端につらい。こうした状態が続くときは、気合いで乗り切ろうとしないでください。

教員、実習指導者、家族、学校の相談窓口、医療機関など、早めに相談できる先を使ってください。看護を学ぶ人自身の健康も、守られるべきものです。

今日からできること

今日からできることは3つです。

  1. 実習・勤務後に「できたこと」を1つだけ書く
  2. わからなかった医療用語を、やさしい言葉で言い換えてみる
  3. つらい日に相談できる人や場所を、あらかじめ3つ決めておく

看護の学びは、怖さをなくすことだけが目標ではありません。怖さがあっても、戻れる場所を持ちながら、少しずつ進める形を作ることが大切です。

医療安全上の注意

この記事は、看護学生・新人看護師の学習不安やセルフケアを整理する一般的な内容です。強い不安、不眠、食欲低下、気分の落ち込み、希死念慮などがある場合は、学校・職場の相談窓口や医療機関に早めに相談してください。実習や業務上の判断は、所属先のルールと指導者の指示を優先してください。

参考動画

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