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HEALTH COLUMN

健康コラム

2026.07.07 栄養

日焼け対策は食事だけに頼らない。夏の肌を守るセルフケア

夏になると、日焼け止めを塗っているつもりでも、うっかり赤くなったり、肌の乾燥やほてりが気になったりしますよね。今回のテーマは、日焼けと栄養の話です。

宇迦元まりのです。美容と健康の話は前向きに取り入れたい一方で、「これを食べれば日焼けしない」「サプリで全部防げる」といった受け止め方は危険です。紫外線対策の基本は、まず紫外線を浴びすぎない工夫です。食事や水分は、その土台を支えるセルフケアとして考えていきましょう。

この記事でわかること

  • 日焼け対策で最初に考えたい基本
  • 栄養や水分をどう位置づけると安全か
  • 家庭で確認できる夏の肌チェック
  • 受診や相談につなげたい目安
宇迦元まりのが紫外線対策の準備を説明する画像

結論: 食事は大切。でも紫外線対策の代わりにはなりません

日焼けを防ぐために大切なのは、日陰を使う、帽子や衣服で覆う、日焼け止めを適切に使う、長時間の強い日差しを避ける、といった基本です。

食事は、肌や体調を支える土台にはなります。たんぱく質、野菜、果物、水分を極端に不足させないことは、夏を元気に過ごすうえで役立ちます。ただし、特定の食品やサプリメントで紫外線の害を打ち消せる、日焼け止めが不要になる、という意味ではありません。

日焼けで起こることをざっくり整理

日焼けには、赤くヒリヒリするタイプと、あとから肌が黒っぽくなるタイプがあります。どちらも紫外線を浴びた体の反応です。

動画では、紫外線による肌への刺激、コラーゲン、ビタミンC、たんぱく質などの栄養の話が出ていました。一般向けに言い換えると、肌を健やかに保つには、外からの紫外線対策と、内側からの食事・睡眠・水分の両方を整えることが大切、ということです。

ただし、栄養の話は「治療」ではありません。強い日焼け、痛み、水ぶくれ、発熱、広範囲の赤みがある場合は、食事で様子を見るのではなく、医療機関に相談する方向で考えてください。

外に出る前の紫外線チェック

出かける前に、まずこの4つを確認してみましょう。

  • 日差しの強い時間帯に長時間外へ出ない予定にできるか
  • 帽子、日傘、長袖、サングラスなどで物理的に覆えるか
  • 日焼け止めを塗り忘れやすい場所まで使えているか
  • 汗をかく、泳ぐ、長時間外にいる場合に塗り直せるか

日本皮膚科学会のQ&Aでも、サンスクリーン剤は強いサンバーンを避ける目的で使われ、日常生活と海・山・スポーツなどでは必要な強さが変わると説明されています。環境省の資料でも、薄い雲の日や水辺でも紫外線を浴びることがあるため、天気や場所だけで油断しないことが大切です。

食事で意識したいのは「特効」ではなく「不足を減らす」こと

日焼けや肌の話になると、ビタミンC、たんぱく質、抗酸化成分などがよく話題になります。ここで大事なのは、特定の成分だけを多くとればよい、という考えに寄せすぎないことです。

まずは普段の食事で、次のような偏りがないかを見るのが現実的です。

  • 朝食や昼食が菓子パン、甘い飲み物だけになっていないか
  • 肉、魚、卵、大豆製品などのたんぱく質源が極端に少なくないか
  • 野菜や果物がほとんどない日が続いていないか
  • 暑さで食事量や水分量が落ちていないか
  • アルコールが増えて、睡眠や水分補給が乱れていないか

厚生労働省のe-ヘルスネットでは、健康日本21の目標として果物摂取量1日200gが紹介されています。一方で、糖尿病や腎臓病などで食事制限がある方は、果物や水分のとり方も個別に変わります。治療中の方は、主治医や管理栄養士に相談してください。

家庭で確認できるポイント

日焼けした日の夜や翌日は、肌だけでなく体調も見ておくと安心です。

  • 赤みや痛みが強くなっていないか
  • 水ぶくれが出ていないか
  • ほてり、だるさ、頭痛、吐き気がないか
  • 子どもや高齢者で、水分がとれているか
  • かゆみや湿疹が広がっていないか
  • いつもと違うほくろ、治りにくい皮膚の変化がないか

軽い赤みなら、涼しい場所で過ごし、肌をこすらず、刺激の少ない保湿を意識することがあります。ただし、強く冷やしすぎたり、民間療法を塗ったり、自己判断で薬を使い続けたりするのは避けましょう。

宇迦元まりのが日焼け後の相談目安を説明する画像

受診や相談につなげたい目安

次のような場合は、早めに医療機関や薬剤師、主治医へ相談してください。

  • 水ぶくれがある
  • 痛みが強い、広い範囲が赤い
  • 発熱、寒気、吐き気、強いだるさがある
  • 乳幼児、高齢者、持病のある方の日焼け
  • 目の痛みや充血が強い
  • 皮膚の変化が長く続く、ほくろやしみが急に変わった
  • 薬を使っていて、日光に敏感になる可能性が気になる

特に、暑い日の屋外活動では熱中症も重なります。日焼けだけでなく、意識がぼんやりする、汗が出ない、体温が高い、呼びかけへの反応が悪いといった場合は、救急相談や救急受診も考えてください。

まとめ

日焼け対策は、食事だけで完結するものではありません。まずは日差しを避ける、覆う、日焼け止めを使う、塗り直すという基本を押さえましょう。

そのうえで、たんぱく質、野菜、果物、水分、睡眠を整えることは、夏の肌と体調を支える助けになります。まりのとしては、「美容にいいから」と一つの食品やサプリに寄せるより、続けやすい生活の土台を作ることをおすすめしたいです。

強い症状や急な悪化があるとき、判断に迷うときは、無理に自己判断せず医療機関や主治医へ相談してください。

参考にした動画・資料

医療安全上の注意

この記事は、動画と公開資料をもとに一般向けに整理した健康コラムです。個別の診断、治療、薬やサプリメントの使用判断を行うものではありません。持病がある方、治療中の方、妊娠中の方、子どもや高齢者のケアで迷う方は、主治医や医療機関に相談してください。

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