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HEALTH COLUMN

健康コラム

2026.08.02 栄養

脂質の数値が気になるとき。食事を責めずに、外来相談へつなぐメモ

こんにちは、あっぷるぐみの酒列ひこなです。健診でコレステロールや中性脂肪を指摘されると、「何を食べたのが悪かったんだろう」と不安になりますよね。

この記事では、食事を一つずつ正解・不正解に分けるのではなく、健診結果とふだんの食事の流れを外来で伝えやすくする準備を整理します。脂質の数値は、LDLコレステロール・HDLコレステロール・中性脂肪など、どの項目がどの程度か、採血条件や持病・薬によっても受け止め方が変わります。

まず知っておきたいこと

脂質異常症は自覚症状がないことも多く、健診で初めて気づくことがあります。一方で、健診の基準値から外れたからといって、全員に同じ対応が必要になるわけではありません。

動画では、朝・昼・夜を通した食事の見直しが紹介されていました。ここでは特定の食品を「これだけ避ければよい」と決めつけず、受診時に役立つ情報を集めるという形にリライトします。

酒列ひこなが朝昼夜の食事メモを整えるイメージ

食事は「一食の失敗」ではなく、一日の流れで見る

揚げ物を控えた日でも、甘い飲み物、間食、飲酒、夜遅い食事、外食が重なることがあります。逆に、ある一食だけを厳しく制限しても、長く続けられなければ負担になってしまいます。

まずは責めずに、数日分の食事の傾向を見てみましょう。記録は細かいカロリー計算でなくてかまいません。外来では「いつもの生活」が分かると、医師や管理栄養士がその人に合う相談をしやすくなります。

家庭で確認できるポイント

  • 朝食を抜く・急いで済ませる日が続いていないか
  • 甘い飲み物、菓子、夜食、飲酒が重なる場面はないか
  • 外食や中食では、主食・主菜・副菜の組み合わせがどうなりやすいか
  • 体重や腹囲、活動量、睡眠の変化はないか
  • 薬やサプリメントを新しく始めた・自己判断で変えたことはないか

食べたものを完璧に書けなくても、「夜の会食が続いた」「暑くて清涼飲料水が増えた」など、一言のメモで十分役立ちます。

健診結果は、項目と採血条件も一緒に確認する

「コレステロールが高い」と言っても、LDL、HDL、中性脂肪、non-HDLコレステロールなど、確認する項目は一つではありません。中性脂肪は、空腹時か随時採血かによって見方が異なるため、結果票に書かれた採血条件もそのまま持参すると安心です。

また、食事だけでは説明できない場合もあります。糖尿病、甲状腺・腎臓・肝臓の病気、体重変化、家族歴、服用中の薬などが関係することもあるため、自己流で食事を極端に変える前に、結果全体を医療者と確認しましょう。

メモすること書き方の例相談で役立つ理由
健診結果結果票をそのまま持参どの脂質項目か、採血条件も確認しやすい
食事の傾向夜食・飲酒・甘い飲み物が増えた時期生活の流れを一緒に振り返れる
体の変化体重、活動量、睡眠、むくみなど食事以外の変化も相談できる
薬・サプリ名前、飲み方、最近の変更自己判断の変更を避けて確認できる

「がんばりすぎ」が続かないようにする

食事を見直すとき、特定の食品を完全に禁止したり、食事を抜いたりする方法は、体調や治療状況によっては合わないことがあります。とくに糖尿病、腎臓病、肝臓病、摂食の悩みがある方、妊娠中の方、成長期の方、高齢で食が細くなっている方は、一般的な情報だけで大きく変えないでください。

内服中の薬を増減したり、中断したりするのも自己判断では行わないことが大切です。数値が気になるときほど、食事の工夫と医療機関での確認を分けずに考えましょう。

酒列ひこなが健診結果と食事のメモを受診用のファイルにまとめるイメージ

受診や相談につなげる目安

健診で脂質の異常を繰り返し指摘されたとき、数値が大きく変わったとき、家族に若い年齢で心筋梗塞や脳卒中を起こした人がいるときは、健診結果を持って内科・かかりつけ医に相談しましょう。

胸の痛みや圧迫感、息苦しさ、急な片側の手足の動かしにくさ、ろれつが回りにくい、急に見えにくいといった症状がある場合は、健診の相談を待たず、救急受診を含めて速やかな対応を検討してください。

今日からできる小さな準備

  1. 健診結果をスマートフォンで撮るか、受診時に持参できるようにする
  2. 3日ほど、朝・昼・夜と間食・飲酒を一言ずつメモする
  3. 体重・活動量・睡眠の変化があれば添える
  4. 飲んでいる薬やサプリメントの名前を確認する
  5. 「何を変えるべきか」を自己判断せず、記録と一緒に相談する

まとめ

脂質の数値が気になるときに大切なのは、食事を責めることではなく、生活の流れと健診結果を整理することです。一食ごとの完璧さよりも、続いている傾向をメモして、次の外来相談で共有してみてください。

この記事は一般向けの健康情報です。脂質異常症の診断、再検査の時期、食事の具体的な制限、薬の開始・変更は、検査値、年齢、持病、家族歴、服薬状況などで異なります。迷う場合や体調の変化がある場合は、主治医・医療機関・管理栄養士などに相談してください。

参考にした動画・資料

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