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HEALTH COLUMN

健康コラム

2026.10.15

突然の頭痛を様子見しない。くも膜下出血で知っておきたい受診の目安

突然の頭痛を様子見しない。くも膜下出血で知っておきたい受診の目安。白衣ゆいの健康コラム

こんにちは。あっぷるぐみの白衣ゆいです。

突然、経験したことのない激しい頭痛が起きたときや、意識の異常、手足の麻痺などが現れたときは、迷わず119番に連絡してください。 本人が車を運転して病院へ向かうことは避けましょう。症状をメモするよりも、救急への連絡を優先することが大切です。

「頭痛くらいなら、少し休めば治るかも」

そう考えることもあるかもしれません。しかし、頭痛の中には、急いで医療機関で確認する必要があるものもあります。

今回は、くも膜下出血について、知っておきたい症状や受診の目安、日常生活で意識したいことを一緒に整理していきましょう。

くも膜下出血とは、どんな病気?

くも膜下出血は、脳を覆う膜の一つである「くも膜」の内側に出血が起こる病気です。

原因の一つに、脳の血管にできた膨らみである「脳動脈瘤」の破裂があります。

突然の激しい頭痛が代表的な症状として知られていますが、症状の現れ方は一人ひとり異なります。

頭痛に加えて、吐き気や嘔吐、意識の異常などが起こる場合もあります。

大切なのは、頭痛の強さだけで安全かどうかを判断しないことです。

前兆がないから大丈夫、とは限りません

今回参考にした動画では、くも膜下出血は前兆がない場合も多いことや、突然起こる比較的軽い頭痛にも注意が必要であることが説明されています。

少量の出血によって警告となる頭痛が起こる場合もありますが、すべての人に前兆が現れるわけではありません。

「昨日まで元気だったから大丈夫」

「以前から頭痛があるから、今回も同じだろう」

そうした理由だけで安心することはできません。

もちろん、突然の頭痛がすべてくも膜下出血というわけではありません。しかし、家庭で症状だけを見て、重大な病気ではないと判断することも困難です。

特に、突然始まった、いつもと違う頭痛は、軽く感じても速やかに医療機関へ相談・受診してください。 数日間様子を見ることは勧められません。

急な頭痛の際に電話で連絡する白衣ゆいのイメージ
緊急時は、記録よりも連絡を優先しましょう。

家庭で確認しておきたいこと

頭痛が起きたとき、医療機関へ状況を伝えるために役立つ情報があります。

  • 始まった時間: いつから頭痛が起きたか。突然だったか、徐々に強くなったか。

  • 痛みの特徴: いつもの頭痛と違うか。急激に強い痛みになったか。

  • 一緒に現れた症状: 吐き気、嘔吐、意識の変化、手足の動かしにくさなどがないか。

  • 普段の健康状態: 高血圧の有無、服用中の薬、過去の病気など。

  • 家族歴や検査歴: 家族に脳動脈瘤やくも膜下出血の病歴があるか、過去に脳動脈瘤を指摘されたことがあるか。

これらは、受診時に医療者へ伝えるための情報です。

ただし、すべてを確認してから受診する必要はありません。緊急性が疑われる場合は、記録や確認に時間をかけず、救急への連絡を最優先にしてください。

こんなときは、受診を急いでください

突然、経験したことのない激しい頭痛が起きた場合や、意識がおかしい、手足に麻痺があるといった症状が現れた場合は、119番に連絡してください。

症状が一時的に落ち着いたとしても、それだけで安全とは判断できません。

また、激痛ではなくても、突然始まった普段と異なる頭痛は、速やかな医療機関での評価が必要です。

自分で原因を決めつけたり、市販薬で痛みが和らいだからと受診を先延ばしにしたりしないようにしましょう。

判断に迷う場合も、症状を具体的に伝えて、速やかに医療機関や救急へ相談してください。

日常生活で意識したい血圧管理

くも膜下出血について考えるとき、日頃の血圧管理も大切なテーマです。

高血圧は脳卒中に関係する危険因子の一つです。

健康診断や家庭での血圧測定を通じて、自分の血圧の状態を把握し、必要に応じて医療者と相談しましょう。

ただし、血圧を管理すれば、くも膜下出血を必ず防げるわけではありません。

また、血圧の目標や治療方法は、年齢、持病、治療状況などによって異なります。自己判断で薬を変更したり、一律の数値を目指したりすることは避けましょう。

家族にくも膜下出血や脳動脈瘤の病歴がある方、過去に脳動脈瘤を指摘された方は、検査や治療の必要性について医師に相談できます。

すべての人が同じ検査を受ける必要があるわけではなく、個々の状況に応じた判断が重要です。

普段の血圧記録を相談に役立てる白衣ゆい
血圧の記録は普段の相談に。突然の症状があるときは測定より連絡を優先します。

まとめ|突然の頭痛を軽く考えないために

くも膜下出血は、前兆がはっきりしないまま起こることがあります。

そのため、「前兆がなかったから大丈夫」と考えることはできません。

覚えておきたいのは、突然の経験したことのない激しい頭痛や意識の異常、麻痺などがあれば119番に連絡すること。そして、軽くても突然始まった普段と違う頭痛は、速やかに受診することです。

普段から血圧や健康状態に目を向けながら、もしものときには受診をためらわないことが大切です。

自分自身だけでなく、大切な家族の健康を守るためにも、今日の内容を役立てていただけたらうれしいです。

白衣ゆいでした。


参考にした動画・資料

慶應義塾大学病院 KOMPAS「くも膜下出血」:症状と警告となる頭痛の説明を照合しました。

この記事は一般的な健康情報で、個別の診断や治療の代わりにはなりません。急な悪化や判断に迷う症状は、緊急性に応じて救急や医療機関へ相談してください。

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