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健康コラム

2026.06.10

申し送りが怖い新人看護師へ。報告前に整える観察メモの作り方

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申し送りや報告の前に、何から話せばよいのか分からず緊張することがあります。大切なのは、完璧な言葉を探すことではなく、事実、変化、相談したいことを分けることです。

この記事では

  • 報告で焦りやすい理由
  • 観察メモを整える順番
  • 先輩へ相談しやすい言い方

が分かりますよ。

結論

報告は、うまく話す場ではなく、患者さんの変化を安全に共有する場です。主観と客観、変化、必要な確認を短くまとめるだけで、伝わり方はかなり変わります。

なぜこのテーマが大切なのか

ストレス反応は、不安や緊張だけでなく、動悸、肩こり、眠りにくさとして出ることがあります。新人期の報告不安は珍しくありませんが、抱え込みすぎると判断や確認に影響します。

基本の考え方

まず事実を集める

体温、脈拍、血圧、痛み、食事量、尿量など、数字と観察を分けます。

現場や暮らしでは、推測を先に話すより、見た事実から伝えると相談しやすくなります。

注意点は、自己判断で決めつけず、必要に応じて専門職へ相談することです。

変化を一つ選ぶ

前回と比べて何が変わったかを見ます。

現場や暮らしでは、全部話そうとすると焦るため、優先したい変化を一つ選びます。

注意点は、自己判断で決めつけず、必要に応じて専門職へ相談することです。

相談したいことを最後に置く

報告の目的は、次の確認や対応を決めることです。

現場や暮らしでは、「この後の観察間隔を相談したいです」のように、相談内容を言葉にします。

注意点は、自己判断で決めつけず、必要に応じて専門職へ相談することです。

観察メモを説明するオリジナル挿絵

具体的な手順

  1. いつから変化があるかを書きます。
  2. 何が一番困っているかを一文にします。
  3. 数字、症状、生活背景を分けて整理します。
  4. 受診や相談で確認したいことを3つまでに絞ります。
  5. 悪化サインがある場合は、予定日まで待たずに相談します。

報告前メモ

  • 患者さんの訴えを一文で書く
  • バイタルと測定時刻を書く
  • 前回との変化を一つ選ぶ
  • 今困っていることを書く
  • 先輩に確認したいことを書く

よくある失敗例

全部を一気に話そうとする

報告が長くなるほど、聞き手は重要点を拾いにくくなります。まず大事な変化を先に出し、細かい情報は質問されたら足す形にすると落ち着きます。

実践例

「先ほどから息苦しさの訴えがあります。SpO2は95%から91%へ下がりました。体位調整後も戻りません。酸素投与の必要性を確認したいです」のように、事実と相談を分けます。

場面 伝わりにくい言い方 伝わりやすい言い方
主観 なんか変です 息苦しいと訴えています
客観 少し悪いです SpO2が95%から91%です
相談 どうしたらいいですか 酸素や医師報告の要否を確認したいです
声かけの形を説明するオリジナル挿絵

今日からできる行動

  • S、O、変化、相談の4枠でメモする
  • 数字には測定時刻を添える
  • 迷ったら早めに先輩へ声をかける
  • 報告後に良かった点を一つ振り返る

まとめ

  • まずは症状、数字、生活背景を分けて整理する
  • 一つの原因に決めつけず、経過と変化を見る
  • 記録は短くてもよいので、日付と場面を残す
  • 危険サインがあるときは早めに相談する
  • 治療や薬の変更は自己判断で行わない

参考情報

  • 厚生労働省 e-ヘルスネット: 休養・こころの健康 https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/heart
  • 厚生労働省 e-ヘルスネット: ストレス https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/dictionary/heart/yk-031.html

医療安全上の注意

急な意識変化、呼吸困難、胸痛、片麻痺、出血、強い痛みなどは、新人だけで判断せず、すぐに先輩看護師や医師へ共有してください。

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