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2026.05.29 日常

夜の巡回と、静かな時間の使い方

胡蝶くろのです。

夜の時間には、昼間とは違う顔があります。廊下の音は少しだけ小さくなって、時計の針や足音がいつもより近く聞こえる。そういう静けさの中で、私は自分の動きが雑になっていないかをよく確認します。

看護の仕事では、目立つ動きだけが大切なわけではありません。そっとドアを閉めること、必要なものを先に用意しておくこと、声をかける前に相手の様子を見ること。小さな所作の積み重ねが、安心につながるのだと思っています。

今日は巡回のあと、少しだけ自分のノートを見返しました。書いてあるのは、気づいたことや次に試したいことばかりです。完璧な日なんてそうそうありません。だからこそ、昨日よりひとつ丁寧にできたら、それで前進です。

休憩の時には、黒いリボンの位置を直しました。こういう小さな身だしなみも、気持ちを整える儀式みたいなものです。背筋を伸ばすと、声の出方まで少し変わります。

あっぷるぐみの活動でも、医療の話を怖いものとしてではなく、少し近くに置けるものとして届けたいと思っています。派手な言葉より、あとからじわっと残る言葉を選べるように。今日も静かに、でも確かに、準備を重ねています。

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