2026.06.10
頭痛が続くときの見分け方。市販薬で抱え込む前に確認したいこと
頭痛はよくある不調だからこそ、つい市販薬でやり過ごしてしまいます。けれど、急に強い、いつもと違う、神経症状を伴う頭痛は、早めに相談したいサインです。
この記事では
- 頭痛の経過メモの作り方
- 市販薬で注意したいこと
- 急いで相談したい症状
が分かりますよ。
結論
頭痛が続くときは、痛みの強さだけでなく、始まり方、場所、持続時間、薬の回数、同時に出る症状を整理します。いつもと違う強い頭痛は、我慢せず医療機関へ相談してください。
なぜこのテーマが大切なのか
頭痛には、緊張、睡眠不足、片頭痛などのほか、脳血管の病気が関わる場合もあります。特に急な神経症状を伴う場合は、時間が重要になることがあります。
基本の考え方
始まり方を見る
突然か、じわじわか、朝からか、運動中かを確認します。
現場や暮らしでは、急に経験したことのない強さになった場合は注意が必要です。
注意点は、自己判断で決めつけず、必要に応じて専門職へ相談することです。
薬の回数を記録する
市販薬を何日、何回使ったかは大事な情報です。
現場や暮らしでは、効かないからと量を増やす前に、薬剤師や医師に相談しましょう。
注意点は、自己判断で決めつけず、必要に応じて専門職へ相談することです。
同時症状を確認する
発熱、首の硬さ、嘔吐、しびれ、麻痺、視野の異常を見ます。
現場や暮らしでは、神経症状がある場合は、頭痛だけとして扱わないでください。
注意点は、自己判断で決めつけず、必要に応じて専門職へ相談することです。

具体的な手順
- いつから変化があるかを書きます。
- 何が一番困っているかを一文にします。
- 数字、症状、生活背景を分けて整理します。
- 受診や相談で確認したいことを3つまでに絞ります。
- 悪化サインがある場合は、予定日まで待たずに相談します。
頭痛メモ
- いつ始まったか書く
- 痛む場所と強さを書く
- 市販薬の回数を記録する
- 発熱や嘔吐を確認する
- しびれ、麻痺、ろれつを確認する
よくある失敗例
薬で一時的におさまるから放置する
薬で軽くなっても、頻度が増えている、効きにくくなっている、いつもと違う症状がある場合は相談が必要です。薬の量を自己判断で増やすのは避けましょう。
実践例
「3日前からこめかみが痛く、市販薬を1日2回飲んでいます。今日は吐き気があり、仕事に集中できません」のように、日数と薬の回数を伝えます。
| 場面 | 伝わりにくい言い方 | 伝わりやすい言い方 |
|---|---|---|
| 経過 | ずっと痛いです | 3日前から毎日午後に痛みます |
| 薬 | 薬を飲んでいます | 市販薬を1日2回、3日使いました |
| 危険サイン | 少し変です | 右手のしびれがあります |

今日からできる行動
- 痛みの日記を3日分つける
- 薬の名前と回数を書く
- 睡眠と水分を見直す
- 急な強い頭痛は早めに相談する
まとめ
- まずは症状、数字、生活背景を分けて整理する
- 一つの原因に決めつけず、経過と変化を見る
- 記録は短くてもよいので、日付と場面を残す
- 危険サインがあるときは早めに相談する
- 治療や薬の変更は自己判断で行わない
参考情報
- 国立循環器病研究センター: 脳卒中・脳血管の病気 https://www.ncvc.go.jp/hospital/pub/knowledge/case/visit/brain/
- 国立循環器病研究センター: 一過性脳虚血発作 https://www.ncvc.go.jp/hospital/section/scd/cvmedicine/tia-torikumi/
- 厚生労働省 e-ヘルスネット: 健やかな睡眠と休養 https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/heart-summaries/k-01.html
医療安全上の注意
突然の激しい頭痛、麻痺、しびれ、ろれつが回らない、意識障害、発熱と首の硬さ、頭を打った後の頭痛は、急いで医療機関へ相談してください。
