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HEALTH COLUMN

健康コラム

2026.05.30 運動

めまいとだるさを感じたら。自律神経だけで片づけない受診サイン

胡蝶くろのです

こんにちは、あっぷるぐみの胡蝶くろのです。看護師として、自律神経の不調や体調管理の大切さを、自分の経験も重ねながらお伝えしています。

今回のテーマは、めまいとだるさを感じたときの考え方です。

結論から言うと、めまいやふらつきは「疲れ」「自律神経」だけで片づけず、危険なサインがないか確認することが大切です。特に、強い頭痛、ろれつが回らない、手足のしびれや麻痺、意識がぼんやりするなどがある場合は、早めの受診が必要です。

動画では、若い方のめまいと倦怠感について、問診、血液検査、MRI/MRAなどで脳や血液の異常を確認しながら、自律神経やストレスの影響も考えていく流れが紹介されていました。

この記事では、めまいで不安になったときに、何を見て、どう相談するかを整理します。

胡蝶くろのがめまいとだるさの受診サインを解説する画像

1. めまいには、いくつかのタイプがあります

「めまい」と言っても、感じ方は人によって違います。

  • 天井がぐるぐる回る
  • ふわふわする
  • 立ちくらみのように倒れそうになる
  • 意識が遠のく感じがする
  • 体が重く、横になりたくなる

動画でも、患者さんの表現を丁寧に確認しながら、回転するめまいなのか、ふらつきなのか、倦怠感と一緒に出ているのかを整理していました。

受診時には、「めまいです」だけでなく、どんな感じか、いつ出るか、どのくらい続くかを伝えると、医師が判断しやすくなります。

2. 自律神経の乱れはありえます。でも決めつけない

疲れ、睡眠不足、受験や仕事のストレス、生活リズムの乱れ。こうした要因で、自律神経のバランスが崩れ、ふらつきやだるさを感じることがあります。

くろのとしても、体調が崩れているときに「たぶん自律神経かな」と感じる場面はあります。

ただし、それだけで決めつけるのは危険です。

めまいには、耳の病気、貧血、脱水、感染、薬の影響、脳や心臓の病気など、さまざまな原因があります。動画でも、血液検査や画像検査で大きな異常がないかを確認していました。

「ストレスだと思うけど不安」

この不安も、受診理由になります。

3. すぐ受診したい危険サイン

日本神経学会は、めまいの中には脳卒中や心臓疾患など命にかかわるものがあると説明しています。

次のような症状がある場合は、早めに医療機関へ相談してください。急に出た場合は救急も考えます。

  • 今までにない激しい頭痛
  • ろれつが回らない
  • 片側の手足が動かしにくい
  • 顔の片側が下がる
  • しびれが急に出た
  • 意識がぼんやりする
  • 歩けないほどふらつく
  • 胸痛、動悸、息苦しさを伴う
  • 難聴や強い耳鳴りを伴う

動画内でも、脳の小脳や脳幹の異常を疑うサインを確認する場面がありました。自己判断の検査で安心しきるのではなく、気になる症状があれば受診してください。

めまいで受診前に確認したいチェックリスト

4. 受診前にメモしておくとよいこと

めまいは、診察室に入る頃には少し落ち着いていることもあります。

だからこそ、メモが役立ちます。

  • いつから始まったか
  • 何分、何時間、何日続くか
  • 回転するか、ふわふわするか、倒れそうか
  • 頭を動かすと出るか
  • 立ち上がると出るか
  • 耳鳴り、難聴、頭痛、吐き気があるか
  • 睡眠不足、ストレス、食事量、水分量
  • 飲んでいる薬やサプリ

動画でも、朝のだるさ、パソコン作業中のふらつき、体を動かすと少し楽になることなど、生活の中での出方を聞き取っていました。

「うまく説明できない」ときほど、短いメモで大丈夫です。

5. 異常がないと言われたあとも、生活を整える意味があります

検査で大きな異常がないと言われると、安心する一方で、「じゃあこのつらさは何なの」と感じることがあります。

自律神経やストレス、睡眠不足、脱水、筋緊張などが関わるめまいでは、生活の整え方も大切になります。

まずは次のような基本から見直します。

  • 水分をこまめにとる
  • 睡眠時間を確保する
  • 長時間同じ姿勢を避ける
  • 朝食を抜かない
  • 画面作業の合間に休む
  • 受験や仕事の不安をひとりで抱えない

それでも続く場合や悪化する場合は、再相談してください。「検査で異常なし」と「今後ずっと大丈夫」は同じではありません。

今日からできること

めまいやだるさがあるときは、まずこの5つを確認してください。

  1. 危険サインがないか見る
  2. めまいの感じ方と続く時間をメモする
  3. 水分、睡眠、食事を見直す
  4. 不安が強い、繰り返す、生活に支障がある場合は受診する
  5. 「自律神経だから仕方ない」と決めつけない

体調の不安は、早めに言葉にした方が軽くなることがあります。無理に我慢せず、必要な検査と相談につなげていきましょう。

注意点

この記事は、YouTube動画の内容をもとに一般向けに整理した健康コラムです。めまい、ふらつき、倦怠感の原因は、耳、脳、心臓、血液、薬、脱水、ストレスなど多岐にわたります。急な神経症状、強い頭痛、意識障害、胸痛、歩けないふらつきがある場合は、救急受診も含めて早めに相談してください。

担当メンバー

胡蝶 くろの。看護師、自律神経ケア担当。つらさを責めず、無理なく続けられる体調管理を届けます。

参考にした動画・資料

  • YouTube: 「『脳検査!?若者に悲劇!?』医療従事者を志す高校生を襲っためまい… 医療人の先輩として患者へ全力で向き合う医師!」
  • チャンネル: 大阪内視鏡医の内科と腸の医療密着ドキュメンタリー
  • URL: https://www.youtube.com/watch?v=NzdnrLwIiuw
  • 公開日: 2026-05-12
  • 日本神経学会: めまいとは https://www.neurology-jp.org/public/disease/memai_detail.html
  • 日本神経学会: 脳梗塞 https://www.neurology-jp.org/public/disease/nosottyu_detail.html
  • 日本神経治療学会: 標準的神経治療 めまい https://www.jsnt.gr.jp/guideline/img/memai.pdf
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